風向風速計を用いた観測を行う準備

風向風速計により簡便に風向・風速を観測することができます。そのための準備についてポイントとなる事項を説明します。
風に関する観測を行いますから、気象観測にふさわしい装置を用います。そこで重要なのは、装置はどれも日々の観測に精度よく用いることになりますから、頑丈で長い期間に安定して観測に使える丈夫さを備えていることが求められます。
なるべくシンプルで簡便なものの方がすぐに観測の準備でき、観測についても容易なことが多いです。こうした装置には汎用の市販品があります。風向・風速を並行して観測できるのが普通です。
それに加えて必ず観測は装置の使い方を熟知したうえで行います。日々の気象観測はなるべく同じ操作法で行うのがポイントだからです。人によって測定結果にばらつきが出ないようにするためです。

観測のために装置を使い慣れよう

風向風速計は使い慣れないと、強い風や風雨の中でも用いる可能性があります。そのためにいろいろな不具合などが生じることも予想されます。
風で倒れたり移動してしまったりすることがないようにしっかりと保持した状態で観測することが求められます。
特に風速は、風車の向きが重要ですので、装置が同じ状態を保っていられることは特に重要です。
そうでなくても使っているうちにさまざまな個所が不具合を生じることはあるものです。そこで万が一のトラブルや故障に対処できるようになっておくとよいです。
例えば、何かあった時のためにすぐ交換できるように、予備の部品をあらかじめ準備しておく、装置の主要な部分の仕組みを理解して故障や交換に備えられるようにしておくことなどが大切になります。

観測装置は日ごろのメンテナンス

風向風速計は、装置のメンテナンスや維持管理をしっかり行うと、とても長持ちして長年の観測を安定して行うことができます。例えば風を受ける部分は、いつも強い風の力が加わることになります。
したがって摩耗したり、回転部分がスムーズに動かなくなったりすることがないようにします。たとえば風雨にさらされた日には、よくふき取りさびを生じないようにします。特に駆動する部分や電子部品の入っている個所は濡れは必ずふき取ってよく乾かします。
さらに場合によっては風雨の激しい時などは、こうした電子回路の入っているボックス部分をビニールのカバーで覆うなどのくふうが求められます。必要に応じてグリースやマシン油などスムーズに稼働するようにメンテナンスすることも求められます。
こうした日頃の典型整備で、安定した観測が長く続けられます。